「原発事故子ども・被災者支援法」(正式名称「東京電力原子力事故により被災した子どもをはじめとする住民等の生活を守り支えるための被災者の生活支援等に関する施策の推進に関する法律」:以下「支援法」)は、2012年6月21日に超党派の議員立法により成立しました。この法律は原発事故の被害者の避難する権利も、とどまる権利も認め、どの選択も間違いでないということを前提に、避難した人、とどまる人どちらにも国がきちんと保障をすることが定められている点で画期的なものとなっています。しかし、内容は理念法に留まり、支援対象地域をどこにするのかという点も含めて、基本方針は成立から1年が経っても策定されずにいます。基本方針の早期策定を求めて全国でさまざまな場が設けられています。ここ広島でも、「支援法」とはどういうものなのか、何が課題なのか、全国的にはどのようなことが行われているのかを、避難者、支援者、「支援法」に関心のある広島の方々とで学び、この法律の趣旨にのっとった基本方針の一刻も早い策定のために広島からできる事を考えていきます。どうぞ、ご参加ください。
広島避難者の会「アスチカ」は東日本大震災・原発事故により避難したすべての避難者のための会であり、また、その避難者の広島での生活が落ち着いたものになるよう生活基盤を整えることへのサポートをする会です。しかし、支援法の内容が、避難者の住宅や就労、二重生活家庭の交通費負担の軽減など、原発事故による避難者の日々の生活に直結し、その対象となるであろう避難者が会員に多くいることから、今回、このように取り組んでいくこととしました。
【日時】 2013年6月9日(日) 13:30~17:00(13:00開場) ※ 託児有(要予約):詳細後述
【場所】 広島市男女共同参画推進センター ゆいぽーと 5階 研修室4・5 3・4
※研修室の部屋番号が間違っておりました。正しくは研修室3・4です。
http://www.yui-port.city.hiroshima.jp/
【参加費】 無料
【内容】 支援法についての情報提供
【担当:福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク(SAFLAN) 丹治泰弘司法書士 】
グループワーク(参加同士の対話)【担当:堀口ヤスロウさん・山根弘和さん】
※支援法は避難指示の有無にかかわらず、すべての原発事故の被災者を対象としています。
※福島の子どもたちを守る法律家ネットワークとは?
福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク(略称:SAFLAN)は政府指示による避難区域の外側からの避難者(区域外避難・自主避難)を支援することを目的とした法律家のネットワークです。政府指示による避難と比較して、区域外避難への支援が遅れていることを懸念した東京や福島の子育て世代の弁護士を中心に、原発事故後の2011年7月に結成されました。現在は福島という枠を超えた活動をしています。
【託児の予約について】
ご希望の方は下記事項を確認の上、お申し込みください。事前予約を優先しますので、当日は定員に空きがある場合のみご利用できます。
●対象・定員 フォーラム参加者の子ども
生後6か月~小学生未満:先着15名程度/小学生以上:先着10名程度
●申込み 以下の内容(保護者のお名前/住所/電話番号/メールアドレス/お子さんのお名前
/ふりがな/性別/年月齢(〇歳〇か月)/アレルギーの有無/留意点)をメールにて
お知らせください。お申し込み後1週間以内に託児の可否をお知らせしますので、携帯の
方はPCからのメール受信ができるように設定をお願いします。
●申込み締め切り 6月2日(日)
●申込・問い合わせ先 NPO法人e子育てセンター【e-mail】 ekosodate@e-kosodate.net
【tel/fax】 082-874-5599 (火~金 10:00~15:00)
↑この連絡先は託児に関してのみの連絡先です。託児以外のことはアスチカまでご連絡ください。
※締切日後は定員に空きがある場合は受け付けます。6月3日以降のお問い合わせ・申し込みは「アスチカ」まで。
【主催】 ひろしま避難者の会「アスチカ」
【協力団体】ゆいぽーと(広島市男女共同参画推進センター)・ひろしまNPOセンター・ひろボラネット
【後援】 社会福祉法人広島市社会福祉協議会・(特活)ANT-Hiroshima・中国新聞社
【賛同団体】 原発事故子ども・被災者支援法岡山フォーラム実行委員会