2013年5月に投稿された記事の一覧です。
こんにちは。
先日、今までと違う会を行いました。その名も「チクチク手仕事の会」。
震災や原発事故から2年が経ち、毎日毎日震災や事故の被害のこと、日々のこと、これからのことなど考え続けている避難者も多くいます。でも、毎日毎日そういうことばかり考えていては気持ちが疲れてしまいます。
あえてそういうことを考えることから気持ちを切り離す時間が必要だな。。。ということで、無心に何かに没頭できる時間を作ろうとこの会を企画しました。
今回は講師に、アスチカのロゴを作ってくださったデザイナーさんをお招きしてクロスステッチでの小物づくりをしました。
小さなクロスステッチの刺繍をするのですが、ほぼ全員初心者。先生の指導の下、布目を数えながら
チクチク…
先生!ふた針目はここでいいのでしょうか…?あ、1個ズレてましたか…。
チクチクチクチクチ…
あ!いつの間にか布目がずれてる!バックバック。。。。改めて
チクチクチクチク チクチクチクチク チクチクチクチク チクチクチクチク…………
と刺繍に没頭。
ときどき、近況をしゃべったり、幼稚園情報を交換したりしながら、あっという間の2時間半でした。
予定よりもちょっと完成には時間がかかって、最後まで完成させられずに帰ることになった方もいましたが、「第2回、熱望!!」というお声もいただきながら初の「手仕事チクチクの会」 無事終了しました!
最後に講師の先生が持ってきてくれた、他の作品に見とれて
「かわいい~!こんなのできるようになってみたい!」
と今日の悪戦苦闘を棚に上げ、夢を膨ませたことは内緒です
この会に参加してくださった会員の方の気持ちが少しでもリフレッシュできていたらうれしいなぁ…と思いつつ、やっぱり、あえてこういう気持ちを切り替えられる時間を作ることは大切だなぁ…と思った一日でした。
仕上がった刺繍を包みボタンにして、ゴムをつけたらヘアゴムの出来上がり♪
自分の手でかわいいものを作り上げ、大満足でした☆
<ささ>
「空き家があるんです。避難者の方に住んでもらえれば…。」
3月、4月に立て続けにこのようなお話が舞い込みました。
それは、例えばこんな思いから、お申し出いただきました。
「ずっと空き家にしている。時々、風通しなどはしているけれど、誰も住まないと家は傷んでいくばかり。それならばいっそ、避難者の方に住んでいただきたい。両親はかつて東北に住んでいたこともあり、避難者の方に使ってもらえるならきっと両親の気持ちに沿えると思う。」
こういうお話は、私たちにはとても有難いお話です。
現在、避難者は避難元・避難時期などによって住宅支援が受けられる人もいれば、受けられない人もいます。
また、支援があったとしても、それがいつまで続くかわからない中で今後の生活をどうすべきかを考えながら過ごしている方も少なくありません。
この年度替わりに避難元へ帰られた方もいます。しかし残る避難者の中には、すでに移住を決めている方もいれば、今も帰るか帰らないか迷っている方もいます。いずれは帰ろうと思っているけれど、それはまだ当分先のことと考えている人もいます。
生活を安定させるために、住む所はとても重要です。
こちらでの再就職もなかなか思うように行かない方もいます。
いろいろと状況は不安定な中、このようなお話は避難者としてとても有難く思います。
もし、空き家をお持ちの方で「このような使い方をするのも良いな」と思われた方がいらっしゃいましたらアスチカまでお声掛けください。
<ささ>
ゴールデンウィークのど真ん中、5月4日に第15回交流カフェを開きました。
大人11名子供4名の参加者でした。
まず最初に、平成25年度の総会を開催しました。
昨年度の活動・会計の報告をし、続いて今年度の活動予定と会計予算の案が提案され承認されました。
その後の交流カフェではいつものように自己紹介からスタートしました。
みんなで自分の趣味や特技などを交えながら近況報告をしました。
今回も驚く趣味や特技がどんどん出てきて盛り上がり、和やかに会は進みましたが、「趣味だったことを今は気持ち的に楽しめなくなってしまった…」という話が出るとそれもまたみんなうなずく共通の思いでした。
今回は間もなく広島を離れる方、近々広島に来られる方なども顔を出していただき、情報交換もできたかと思います。
そして、4時過ぎにいったんお開きになったものの、結局5時過ぎまで話は途切れず、たくさんお話の出来た会になりました。