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2014年6月に投稿された記事の一覧です。

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ピザ教室! 2014.06.04

PIZZA!!


「たねまく広場」初のイベント、ピザ教室が開催されました~!

おいしそーな匂いが広場中に充満しましたよ♪



このようなサラサラの粉から手で捏ねて一番上のようなピザまで作り上げて食べるピザは

格別のおいしさだった!とは参加者の声。



思い思いのトッピングをして、美味しいお昼ごはんとなりました。


「たねまく広場」では大テーブルを使ってのミニ教室の開催が可能です。

趣味を生かして“先生”をしてみたい方、お気軽にご相談ください。


「たねまく広場」はアスチカ会員や避難者だけが集う場ではありません。

広島の方もお気軽にお越しくださいね。

ミニ教室ももちろんどなたでも参加可能です。

次に予定されているミニ教室は6月20日10:30~12:00

「ちぎり絵教室」です。

参加ご希望の方は「たねまく広場」(アスチカ事務局)までご連絡ください。


<ささ>



6月1日のオープニンセレモニーでの、アスチカ代表の挨拶を掲載いたします。


* * * * * * * * * * * * *


アスチカ代表を務めます三浦綾です。会を代表しまして一言ご挨拶を申し上げます。


本日はお忙しい中、ひろしま福島県人会 島田会長様、広島市社会福祉協議会 ボランティア情報センター 坂本所長様をはじめ、多くのご来賓の皆さま、ご来場の皆さまにお集まりいただき、誠にありがとうございます。皆さまには日頃より私ども「アスチカ」に多大なるご支援、ご協力を賜り、誠にありがとうございます。


このようなセレモニーを執り行うまでに6か月の取り組みがありました。昨年12月から準備をし、今年1月から3月まで募金活動を行いました。この募金活動には共同募金会様のご協力、広島の各支援団体、個人の皆さまのご協力、また遠くは宮城県・福島県からもエールを送っていただきました。本当にありがとうございました。(たねまく)広場内にあります備品の調達、ディスプレイの準備、この広場への思いから一つ一つに温かい手が届きましたこと感謝申し上げます。

「ここまで来たらゆっくり作ればいい」そんな声もある中で、すでに3年経過していることに「もう待てない」という私の頑なな気持ちを汲んでともに歩んでくれた運営陣や事務局長の佐々木さん、「何かできることはないですか?」と掃除に寄ってくれた会員の皆さんにもお礼を申し上げます。


振り返りますと2011年5月に広島に避難した方の集いとして、被災者交流会が広島市で開催された日がアスチカの原点であります。心の整理もつかない状況の中で、ボランティアの皆さんの思いで作っていただいた交流会では、同じ震災を経験した私たちがこの広島で出会うことができた奇跡的な会でありました。避難元も違えば家族構成も違う、また、避難経路もさまざまな私たちです。ボランティアさんには当事者にしかわからない気持ちを優先したサポートをしていただきました。

その後、交流会が終わり「アスチカ」につながる取り組みの中で、避難者の所在・家族構成・各家庭が抱える課題などの収集は、個人情報の壁もあり、ボランティア情報センター様のサポートなしでは不可能なことでした。2012年10月当会は約80世帯の会員と共に設立いたしました。「当事者のことは当事者にしかわからない」とその一歩下がった言葉のあとに必ず「でもできることがあったら何でも言ってよ」とつけてくださった寄り添いの関係は今も変わりません。


これまで私がお会いした広島の方の中には「被災地のことがわからない」「避難者に初めて会った」とおっしゃられる方が少なくありませんでした。震災が忘れられているのではなく、震災や震災に関わることを知る機会が少なすぎるといったことも被災地から遠くはなれた西日本ならではのことかもしれません。

震災から3年2か月が経過した今、避難元の違いでの支援の格差、細分化された個々の課題の中には解決できること、出来ないことがあります。私たち運営陣も活動をする中で「本当に役に立っているのか?」と何度も立ち止まり、活動の継続に自問自答することも多くありました。落ち着き始めた震災後3年目から、被災地でも現在の生活に心が落ち込んでしまうといったケースも多く、メンタルケアの必要性が求められている現実があります。この広島にいる避難者はあの3.11の日被災地におりました。被災地でがんばっている方と同じ経験をしています。その後の生活場所が広島だからもう大丈夫といった簡単な感情の整理では到底解決できないケースもあることを是非、知っていただけたら幸いです。


しかし、アスチカは本日こうしてコミュニティースペースのオープンを迎えることができました。広島県に唯一の避難者の会として、現在約330名の会員がおります。会員のみなさんの歩みの速度に違いはありますが、できるだけ震災前の自分を取り戻しながら今後を落ち着いて考えていける取り組みを行っていきます。当事者だけでは解決できないことがある中、この広島を新しい生活の拠点と決め、震災を乗り越え自立していこうとしている会員もおります。広島のいいところを教えていただける、普通のたわいもない会話が取り交わされるといったことが「いつでも」叶う場所になりたいと思います。


広島県は震災直後には、被災地にいち早く出向き活動をされ、被災地の復興にご尽力いただきましたことは聞いております。多くの方のご尽力をいただきながらも震災の爪痕は大きく、被災地の復興が遅れている現実もあります。そのようなことから、戻れない避難者もまだまだおります。避難の形はさまざまですが、どうか皆さま、今後ともご支援賜わりますよう心よりお願い申し上げます。


本日は誠にありがとうございました。


代表・三浦 挨拶中

とてもとてもとてもとても緊張していたそうです


メディアの方に囲まれてゲーノー人のようでした

<ささ>





6月1日(日)、いよいよ「たねまく広場」始動です。

画像を中心に今日の様子を。。。


       

  昨日出来たてほやほやの看板          オープニングセレモニーの時には会場

 広島のアーティスト石原悠一さん作!       に入りきらない人たちが。


           

    代表・三浦。緊張のごあいさつ                               今日、来ていただいた方へのお土産。

                                  マグネットとモミジの種。たくさん用意を

                                  していたつもりが…。お渡しできなかった

                                  皆さまスミマセン。


      

オープニングセレモニーが終わって、物販開始。たくさんのお買い上げ、ありがとうございました。

お祝いのお花もたくさんいただきました。


今日はひとまずこの辺で。。。

またゆっくりご報告いたします。

<ささ>




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ひろしま避難者の会 アスチカ
メール:hiroshima.hinan@gmail.com
TEL:082-962-8124