活動報告の記事一覧です。
6月1日のオープニンセレモニーでの、アスチカ代表の挨拶を掲載いたします。
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アスチカ代表を務めます三浦綾です。会を代表しまして一言ご挨拶を申し上げます。
本日はお忙しい中、ひろしま福島県人会 島田会長様、広島市社会福祉協議会 ボランティア情報センター 坂本所長様をはじめ、多くのご来賓の皆さま、ご来場の皆さまにお集まりいただき、誠にありがとうございます。皆さまには日頃より私ども「アスチカ」に多大なるご支援、ご協力を賜り、誠にありがとうございます。
このようなセレモニーを執り行うまでに6か月の取り組みがありました。昨年12月から準備をし、今年1月から3月まで募金活動を行いました。この募金活動には共同募金会様のご協力、広島の各支援団体、個人の皆さまのご協力、また遠くは宮城県・福島県からもエールを送っていただきました。本当にありがとうございました。(たねまく)広場内にあります備品の調達、ディスプレイの準備、この広場への思いから一つ一つに温かい手が届きましたこと感謝申し上げます。
「ここまで来たらゆっくり作ればいい」そんな声もある中で、すでに3年経過していることに「もう待てない」という私の頑なな気持ちを汲んでともに歩んでくれた運営陣や事務局長の佐々木さん、「何かできることはないですか?」と掃除に寄ってくれた会員の皆さんにもお礼を申し上げます。
振り返りますと2011年5月に広島に避難した方の集いとして、被災者交流会が広島市で開催された日がアスチカの原点であります。心の整理もつかない状況の中で、ボランティアの皆さんの思いで作っていただいた交流会では、同じ震災を経験した私たちがこの広島で出会うことができた奇跡的な会でありました。避難元も違えば家族構成も違う、また、避難経路もさまざまな私たちです。ボランティアさんには当事者にしかわからない気持ちを優先したサポートをしていただきました。
その後、交流会が終わり「アスチカ」につながる取り組みの中で、避難者の所在・家族構成・各家庭が抱える課題などの収集は、個人情報の壁もあり、ボランティア情報センター様のサポートなしでは不可能なことでした。2012年10月当会は約80世帯の会員と共に設立いたしました。「当事者のことは当事者にしかわからない」とその一歩下がった言葉のあとに必ず「でもできることがあったら何でも言ってよ」とつけてくださった寄り添いの関係は今も変わりません。
これまで私がお会いした広島の方の中には「被災地のことがわからない」「避難者に初めて会った」とおっしゃられる方が少なくありませんでした。震災が忘れられているのではなく、震災や震災に関わることを知る機会が少なすぎるといったことも被災地から遠くはなれた西日本ならではのことかもしれません。
震災から3年2か月が経過した今、避難元の違いでの支援の格差、細分化された個々の課題の中には解決できること、出来ないことがあります。私たち運営陣も活動をする中で「本当に役に立っているのか?」と何度も立ち止まり、活動の継続に自問自答することも多くありました。落ち着き始めた震災後3年目から、被災地でも現在の生活に心が落ち込んでしまうといったケースも多く、メンタルケアの必要性が求められている現実があります。この広島にいる避難者はあの3.11の日被災地におりました。被災地でがんばっている方と同じ経験をしています。その後の生活場所が広島だからもう大丈夫といった簡単な感情の整理では到底解決できないケースもあることを是非、知っていただけたら幸いです。
しかし、アスチカは本日こうしてコミュニティースペースのオープンを迎えることができました。広島県に唯一の避難者の会として、現在約330名の会員がおります。会員のみなさんの歩みの速度に違いはありますが、できるだけ震災前の自分を取り戻しながら今後を落ち着いて考えていける取り組みを行っていきます。当事者だけでは解決できないことがある中、この広島を新しい生活の拠点と決め、震災を乗り越え自立していこうとしている会員もおります。広島のいいところを教えていただける、普通のたわいもない会話が取り交わされるといったことが「いつでも」叶う場所になりたいと思います。
広島県は震災直後には、被災地にいち早く出向き活動をされ、被災地の復興にご尽力いただきましたことは聞いております。多くの方のご尽力をいただきながらも震災の爪痕は大きく、被災地の復興が遅れている現実もあります。そのようなことから、戻れない避難者もまだまだおります。避難の形はさまざまですが、どうか皆さま、今後ともご支援賜わりますよう心よりお願い申し上げます。
本日は誠にありがとうございました。
代表・三浦 挨拶中
とてもとてもとてもとても緊張していたそうです
メディアの方に囲まれてゲーノー人のようでした
<ささ>
こんにちは。
コミュニティースペース「たねまく広場」、オープンまであと4日になり、部屋の中もだいぶものが揃ってきました。
そして、4日後をめざしてあたふたと準備を進めています。
今日はオープンの日の細かいところを打ち合わせしました。
<真剣です。>
まだまだやること一杯でちょっと切羽詰ったような気持ちにもなってしまいますが、6月1日、皆様のお越しをお待ちしております♪
<6月1日(日) タイムスケジュール>
10:00~ オープニングセレモニー
節目として、これまでの感謝とこれからへの希望を込めてオープニングセレモニーを行います。
11:00~ 物販コーナースタート
アスチカ会員が作ったもの、被災地の方が作ったもの、広島の方が作ったものを展示販売いたします。
例:ハンドメイド雑貨、安心おいしいnatural-treeグラノーラの、神石高原の物産…etc
13:00~ ミニライブ by 福の島ファミリー
アスチカ会員でもある「福の島ファミリー」が故郷への思い、避難してからの気持ちなどを歌います。
15:00 閉店
<ささ>
こんにちは。
今日はいいお天気でしたね。
運動会だったお子さんも多いのではないでしょうか?
アスチカの交流スペース、6月1日(日)来週末のオープンに向けて急ピッチで準備を進めています。
準備をしている部屋の中を、前を通る地元の方々が不思議そうにのぞいて行かれます。
なので、こんな私たちの自己紹介と交流スペースができることをあ知らせするメッセージを窓に貼ってみました。
これを見て、交流スペースのオープンを楽しみにしていただけると良いなと思っています。
そして!交流スペースの名前が決定しました!!!
その名も 「コミュニティースペース たねまく広場」 !
やっと名称が決まったことで、店頭がちょっとそれらしくなってまいりました♪
「コミュニティースペース たねまく広場」
広島市西区三篠町2丁目15-5(1F)
tel 082-962-8124
fax 082-962-8125
6月1日のオープンの日はオープニングセレモニー、オープニングイベントを計画してます。
その詳細はまた次回に。
<ささ>
今日もカープ勝ちましたー!しかも、逆転勝利!
今年のカープは強いですねー。
今年の広島はどこに行ってもカープの歌が流れ、私もいつの間にかなじみの1曲になりました。マツダスタジアムで試合のある日はあちらこちらでカープのユニフォームを着たり、何かしら赤いものを身につけて歩いている人たちがたくさんで、「今日、観戦に行くのだなぁ(行ったのだなぁ)」と街行く人を車から眺めています。広島中がやけに赤いカンジです。
そして、広島の方たちのカープ愛をヒシヒシと感じながら広島に暮らして丸3年。私もいつの間にか、「広島東洋カープ」を「広島」ではなく「カープ」と呼ぶようになりました(笑)
<GWに私も観戦してきました!球場が一番赤くなった瞬間>
さてさて、なぜ今日はカープの話から始まったかというと…
本日、交流スペースにウォーターサーバーが入りました!その名も
勝利を呼ぶラッキーウォーター カープ応援水「天上山」!!!
<専務自ら設置に来てくださいました!(代表の三浦と)>
「ウォーターサーバーを置きたい」「何がいいだろう?」
いろいろ検討した中で、私たちが選んだのは地元広島のウォーターポイントさんのこの商品でした。
広島の自然豊かで美しい湯来(ゆき)のおいしいお水です。逆浸透膜を通している安心なお水です。
しかも、広島の方が愛してやまないカープの応援水!
お話を聞くと社長が大のカープファンでいらっしゃるそうで、配送されるボトルのラベルが、広島市内・近郊はホーム仕様の白ベース、全国対応のものはアウェー仕様の赤ベースというこだわりよう。
「交流スペースに来てくださる広島の方々も喜んでくださるに違いない!」と広島の皆さんがこのお水を楽しんでくださることを私たちが楽しみにしております。
お水はさっそく試飲。もちろんおいしかったデス!
交流スペースがオープンした暁には、ぜひぜひカープ応援水を飲みに来てください♪
カープ応援水「天上山」に関心のある方は、詳しくはこちらで → http://wswater.jp/lp/carp/
<ささ>
当面の楽しみだったゴールデンウィークが終わってしまいましたね。。。
ゴールデンウィークが終わって、子どもたちは運動会へ向けての練習が始まったようです。
そんな中、私たちはアスチカの交流スペースを
6月1日(日)オープン!
させるべく、ちょっとずつではありますが前進しています!
何から手を付けていいやら…というド素人の私たちへの皆さんからのアドバイスと応援を受け、
頂けるものをありがたく頂戴し、リサイクルショップもフル活用し、
なにやら事務所スペースがそれっぽくなってきましたよ♪
<ささ>
こんにちは。
ゴールデンウィークが近づいてきました。
家族離れ離れで暮らしている避難家族にとっては、待ち遠しい連休です。
準備を進めている交流スペースは、まだまだガラーンとしていますが、
椅子に座って打ち合わせができるぐらいにはモノが集まってきました。(笑)
これらのモノをどう使って場を整えていくかは、プロにも相談しながらこれからなのですが、
「交流スペースできたら行くからね!」と声を掛けてくださるみなさんの期待と
前を通っていかれる方たちの「何ができるのだろう?」という視線を感じつつ、
ああだ、こうだと言いながら着々と(?)今日も準備を進めています。
<ささ>
今日、電気の使用を開始しました。
アスチカスタッフは、子どもの入学式だったり、納期の迫った仕事を抱えていたりと立ち会えなかったのですが、交流スペース開設へ向けて一緒に活動してくださる広島のボランティアの方が立ち会ってくださいました。
<ささ>
常設の交流スペースを作る話が持ち上がったのは昨年の夏の終わりごろだったでしょうか。
そこから半年以上たって、やっと交流スペースの場所が決まり、先日、カギを受け取りました。
<鍵!>
まだまだ半分夢物語という段階ではありましたが、交流スペースを持ちたいと思っていることが新聞に載ったこともあって、昨年の秋ぐらいには新聞記事を見た広島の方々から「この物件を交流スペースにどうですか?」というお話をいろいろといただきました。
大変ありがたいお申し出ではあったのですが、場所や広さなどの条件で私たちがイメージしていたものと合致せずにお断りしなければならず、心苦しいことにもなってしまいました。
避難者を受け入れている自治体によっては避難者が一定の地域に固まって住んでいることがあるようなのですが、広島市の場合、避難者が広島市内全域に散らばっているのでどこかの地域の人たちだけが特別に便利になることは避けたかったりとまずは場所決めが大変でした。
場所が決まったら、今度は便利な場所だけあって、望む広さを優先すると家賃があまりにも高い!
テナントの敷金が6か月というのも探し始めて初めて知って(不動産屋さんに「少し前は広島ではテナントの敷金は10か月でしたよ」と言われてまたまたびっくり!)余裕のない予算の中で、どうしたものかと物件探しを何か月も続けてきました。
そして、ようやくこの4月に契約までこぎ着けました!
これから中を整えていくところです。
<打ち合わせ中>
計画よりだいぶ遅れてしまって、ちょっと焦る気持ちはあるのですが、避難者に、そして広島の方々にも集ってもらえるような交流スペースの開設へ向けて鋭意頑張ってまいります。
<ささ>
3月31日にをもちまして、共同募金会の社会解決プロジェクトにおける募金活動を終了したしました。
募金をしてくださったみなさま、ありがとうございました。
いただいた寄付金は皆さまのお気持ちをしっかり受け止めて、大切に使わせていただきます。
募金のお願いに協力していただいたみなさま、ありがとうございました。
まだまだ知名度のない「アスチカ」についての説明をするところからお願いしなければならず、大変なご苦労をかけてしまっていたことと思います。そのような中でのご協力、大変ありがたく、そして心強く思っております。
結果につきましては、共同募金会からの連絡を待っているところです。
結果が分かりましたら、改めてご報告いたします。
今回の募金はアスチカの常設交流スペースの開設のために取り組んでおりました。
つい先日、場所の決定に(やっと)至りました。
開設へ向けての様子もこのHPでこれから報告していきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
まずは御礼とごあいさつまで。
<ささ>
9月24日に中国新聞にアスチカの拠点づくりへの想いが掲載されました。
その直後から、広島の方々からたくさんのお申し出をいただいていて、反響の大きさに驚きながらも嬉しく思っております。
しかし、スタッフも母子避難者が多く、動ける時間に限りがあり、対応に時間がかかっております。
せっかくのお声掛けに迅速に対応できずに申し訳ありません。
お声掛けいただいた皆さま、少しずつ時間をとり対応しておりますので、もうしばらくお時間をくださいませ。